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インターンシップは本来、学生の皆さんに「適性を見極めることを目的に就業を体験してもらうこと」であり、
就業そのものではありません。
しかし近年、政府・経団連・大学が就業体験の充実化を各企業に求め、
また各企業もインターンシップを採用手法として重視するようになったことから、
数週間から数ヶ月に及ぶような比較的長期のインターンシップも散見されるようになりました。
インターンシップの実施期間が長くなるほど、インターン生(=インターンシップに参加する学生)に任せられる
仕事の幅・量・質は増大する傾向にあります。
例えば...
- 1ヶ月間のインターンシップで、営業ノルマが勝手に設定され達成を求められた
- フルタイムかつ有給のインターンシップで、仕事内容が新卒社員と明らかに同水準なのだが、支給額は最低賃金にすら達していない
このようなケースに心当たりがあるようでしたら、
インターン生としては過重な負担が強いられている可能性、労働者として適正な処遇が受けられていない可能性があります。
負荷の高さと自身の成長度が比例することが多いのは確かですが、学生の皆さんの向上心を利用し、
充分な指導等を行わないまま、社員が本来担うべき業務を肩代わりさせるような企業も残念ながら存在します。
言われるがまま、がむしゃらに仕事を進めていくと、
営業先や取引先など社外の関係者に迷惑をおかけしたり、不快な思いをさせてしまったり...思わぬ事態を招くこともあります。
このようなことは、ご自身が今後築いていくキャリアにとって「傷」にもなりかねません。
上記の例に当てはまる/類似したケースに限らず、
ご自身がインターン生として務めるなかで不安や悩みを抱えていらっしゃる場合、
各キャンパスの就職・進路支援担当部署までご相談ください。
なお、インターン生が「労働者」に当てはまる場合については、以下も参考になさってください。