慶應義塾大学塾生サイト Keio University Student Website
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注意喚起

学生生活における諸注意

危険な飲酒行為の禁止

大学からの再三にわたる注意喚起、指導、警告にもかかわらず、塾生による危険な飲酒行為はなくなっていません。また、飲酒にからむ重大事故・トラブルが多発しており、生命・身体・人生を脅かす行為が続いていることは極めて遺憾です。アルコールは飲み方次第で生命にかかわるものであることを、あらためて認識してください。また、次の各点には特に留意してください。

  1. 20歳未満者の飲酒は「違法行為」です。決してしないように,させないようにしてください。「20歳未満であることを知らなかった」などという言い訳は通用しません。
  2. 明示的な飲酒の強要はもちろんのこと,そのような習慣が黙認される状況や,断りづらい雰囲気の中で飲酒をすすめることは事実上の「飲酒の強要」であり,アルコール・ハラスメントです。特に「サークルの伝統」と称して行われる飲酒行為が往々にしてアルコール・ハラスメントとなったり,急性アルコール中毒事故を引き起こしたりしています。こうした悪しき慣習を「伝統」の名の下に温存しておくことは断じて許されません。
  3. 急性アルコール中毒は「アルコールの量」と「飲むスピード」に比例します。イッキ飲みなど遊び感覚の飲酒が大変危険な行為であることを認識し,決して行わないようにしてください。症状は,ほろ酔い⇒酩酊⇒泥酔⇒昏睡⇒致死と急変します。
    (1)「同じ話を繰り返す」「呂律が回らない」「足元がふらつく」などの症状(酩酊状態)が見受けられたら直ちに飲酒をやめさせ,周りの人も急性アルコール中毒事故を未然に防ぐよう努めてください。
    (2)「酔いつぶれた」状態(泥酔状態)に立ち至った場合は,嘔吐物を気管に詰まらせて窒息する危険がありますので,必ず横臥させてください。絶対に一人にはせず,周りの人が付き添って,すぐに病院へ連れて行くか救急車を呼んでください。
    (3)身体を強くつねっても反応がなかったり,呼吸が弱いようであれば(昏睡状態),生命に関わる重篤な状態です。迷わずにすぐ救急車を呼んでください。
  4. 飲酒に起因する事故は,決して隠蔽されてはなりません。飲酒事故対策を講じ,節度ある飲酒を常に心がけ,最悪の事態を未然に防ぐように塾生一人ひとりが心がけてください。事故が起きた場合にはすみやかに病院に連れて行く,或いは救急車を要請するなど,しかるべき対応をとってください。塾生にあるまじき隠蔽行為によって,さらに事態が深刻化しないよう求めます。
  5. 酔っている時には,階段からの転落や,道路横断中に交通事故に遭う危険性が高く,また,窃盗や性犯罪などの被害や喧嘩に巻き込まれやすいので,十分に注意してください。

これらの危険な行為にあえて及んだ個人、団体について、慶應義塾は厳正に対処します。下記リンク先のサイトをしっかりと確認し、飲酒に対する正しい理解を深めるよう強く求めます。

•塾生サイト 飲酒に関する注意喚起

違法行為・公序良俗に反する行為の禁止

軽はずみな言動や無自覚な行動が犯罪につながることの認識がないまま,飲酒強要,薬物使用,性的行為,暴力,詐欺商法などの違法行為や,公序良俗に反する行為に関わり,他者を傷つけ,尊厳を冒す事案が発生しています。犯罪はもちろん,いかなる形であっても,人権を侵害し,生命・身体・財産を傷つける行為は,断じて許されません。

•慶應義塾協生環境推進室 協生環境推進憲章
•慶應義塾 協生環境推進憲章制定に寄せて
•慶應義塾 真の協生環境実現に向けて

海外渡航の注意

渡航計画の立案や、実際の渡航に際しては、下記リンク先の「外務省 海外安全ホームページ」等を参照し、現地最新情報の収集に努めてください。紛争地はもちろん、政情が不安定な地域や、感染症が広がっている地域、「危険情報」が出されている地域への渡航は控えてください。

•外務省 海外安全ホームページ

たとえ危険情報が出ていないからといって、現地が「安全」であるわけではありません。盗難、傷害事件、性犯罪などに巻き込まれないよう、常に警戒が必要です。野宿、夜間や治安の悪い場所での単独行動など、自ら危険を招く行動は厳に慎んでください。ほか、乗り合いバスやタクシーなどの車内、宿泊先で犯罪被害に遭うケースも少なくありませんので、慎重に判断してください。予期できないトラブルを備え、渡航する際海外旅行保険への加入を強くおすすめします。なお、渡航前には必ず、【現地連絡先(携帯電話・立ち寄り先・旅行会社)/旅程/宿泊先/搭乗便】などの情報を、家族をはじめ身近な人に伝えてください。加えて、下記リンク先の外務省海外旅行登録システム「たびレジ」への登録を推奨します。

•外務省 海外旅行登録システム「たびレジ」

山岳事故、水難事故の防止

登山や水辺に出かける際は、特に下記の点に留意してください。

  • 海や川、山で活動する際は体調を整え、決して無理をしないでください。
  • 最新の気象情報をチェックし、天候や環境の急変には充分注意してください。天候次第で高浪、鉄砲水(河川等の急な増水・出水)、土砂災害等の危険性が格段に高まることを肝に銘じてください。
  • 山行の際は綿密な計画立案と、警察等への登山届出を必ず行ってください。


交通事故の防止

運転中・歩行中を問わず、交通法規を遵守し、事故を起こさず、また巻き込まれないように充分注意してください。

薬物乱用の禁止

危険ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ、合法ハーブ等)、覚せい剤、大麻、麻薬などの違法薬物の使用・所持は、厳しく罰せられる犯罪です。「軽い気持ちでやってしまった」、「すぐにやめられると思った」といった言い訳は通用しません。心身を脅かす薬物には、絶対に近づかないでください。

•文部科学省 薬物のない学生生活のために


公共の場の振る舞いについて

サークルやゼミの活動等で集団行動する際は,特に公共の場や合宿先等における振る舞いに注意してください。たむろして通路や出入口を塞ぐ,辺り構わず荷物を置く,大きな声で騒ぎ立てる,駅構内や路上,公園等における集団での飲酒といった傍迷惑な行為は慎むよう,強く求めます。集団になった途端に気を大きくし,傍若無人に振る舞うことは,およそ塾生として恥ずべきことであると自覚してください。

ソーシャルメディアの利用について

SNS上での発言に注意してください。軽率な発言によって,大きなトラブルにつながるケースが増えています。一度発信した内容は完全に取り消すことはできませんので,自分の発言に十分責任を持ってください。

ソーシャルメディアの利用に関するガイドライン(慶應義塾ITC)

各種相談窓口

各種相談窓口については、以下の塾生HPをご確認ください。

塾生サイト 各種相談窓口

課外活動上の留意事項

学生団体が学内外において活動するうえで、下記の事項には特に留意してください。


1. 学内諸規則について

大学には色々なルールがあります。学生団体が学内外において活動する場合にも、これらのルールを守らなければなりません。学生団体に特に関係ある規則としては次のようなものがあります。


  1. 学部学則第183条
  2. 学生の団体、集会および掲示等に関する規程
  3. 大学西校舎(三田)学生団体ルーム使用管理規程 (三田キャンパス担当窓口で閲覧可能)

※上記以外にも、学内申し合わせや大学施設管理上のルールを設けてありますので、詳細は各キャンパス担当窓口に問い合わせてください。


■三田 学生部 学生生活支援担当(南校舎地下1階)・・・03-5427-1568
■日吉 日吉学生部 学生生活担当(独立館1階)・・・045-566-1025
■信濃町 学生課 学生生活担当(孝養舎1階)・・・03-5363-3665
■矢上 学生課 学生生活担当(25棟1階)・・・045-566-1466
■湘南藤沢 事務室 学生生活担当(A館1階)・・・0466-49-3408
■芝共立 学生課 学生生活担当(1号館1階)・・・03-5400-2683

2.不適切な行為への対処について

軽はずみな言動や無自覚な行動が犯罪につながることの認識がないまま,飲酒強要,薬物使用,性的行為,暴力,詐欺商法などの,違法行為や公序良俗に反する行為に関わり,他者を傷つけ,尊厳を冒す事案が発生しています。犯罪はもちろん,いかなる形であっても,人権を侵害し,生命・ 身体・財産を傷つける行為は,断じて許されません。

慶應義塾では,「協生環境推進憲章」を制定しています。塾生全員が,その憲章の精神を理解し,協生社会を実現すべく行動することを期待します。学内諸規則や各種法令等に反する行為,あるいは学生団体として相応しくない行為等が認められた場合,大学として指導を行うほか,必要に応じて【解散】【公認の取り消し】【活動停止】などの措置を講じます。

また,不適切な行為に関わった学生個人ならびに,必要な指導・措置を怠った学生責任者個人の行為についても,所属学部に通告し,指導・処分を求めます。

•慶應義塾協生環境推進室 協生環境推進憲章
•慶應義塾 協生環境推進憲章制定に寄せて


3. 会長の留学等不在時の措置について

会長と学生責任者は、常時連絡可能であるようにお願いします。


退職・留学等の理由で会長が変更になる場合には、keio.jpにログインし「学生団体活動支援システム」より『学生団体会長変更届』を作成し、提出してください。
なお、会長は慶應義塾大学の専任教員(教授・准教授・専任講師)でなければなりません。また、他の学生団体との会長兼務は3団体までとなりますので注意してください。



4. 飲酒について

2012年6月、および2013年2月に、慶應義塾では飲酒により塾生の命が失われる痛ましい事故を経験しました。
近年、全国の大学で起こっている飲酒死亡事故の原因の多くは、「イッキ飲み」による急性アルコール中毒です。場を盛り上げるために集団で掛け声をかけて飲酒をあおる行為(いわゆる"コール")に応えるイッキ飲みは、過度な飲酒の原因となり大変危険です。また、そうした飲み方をしていなくても、体調によっては飲酒は危険です。新歓コンパや合宿時など、サークルの懇親会で飲酒をする場合は節度ある飲酒を行うよう心してください。また、言うまでもなく20歳未満者の飲酒は違法であり、することもさせることも許されません。慶應義塾は違法行為に対しては厳正に対処します。


以下のリンクを参照して飲酒に関する正しい認識を持ってください。




5. (東京六大学野球)早慶戦前夜および当夜の行動について

東京六大学野球リーグ戦の最後を飾る早慶戦が毎年春季と秋季に行われています。早慶戦は伝統ある全塾行事です。神宮球場で大いに声援を送ってください。しかし、例年、銀座・渋谷・日比谷・明治神宮野球場周辺などで前夜および当夜のコンパに伴う事故がしばしば発生しています。


特に、明治神宮野球場球場周辺において徹夜で泊まり込み、器物を破損したり、深夜まで騒音を発したりという行為は周辺住民の方々に多大な迷惑をかけています。それらの行為により発生した損害については、当事者自身の責任において解決してもらうことになります。警察署をはじめ関係機関、周辺住民からの抗議・苦情も大学に多く寄せられています。塾生が酔った勢いで重傷を負った例も過去にあります。


毎年、慶早戦支援委員会の学生が諸君の安全を図るため各所において警備を行っています。しかし、彼らも同じ塾生であり、その努力には自ずと限界があります。迷惑行為を厳に慎むことはもちろんですが、塾生相互においてもそのような事態の防止に努めてください。これらの事情を考慮のうえ、気品ある塾生としての自覚を堅持されるよう願ってやみません。



6. 学生団体に対する出演依頼について

学生団体に対しイベントの出演依頼等があった場合,学生団体の活動として相応しい内容か精査し,契約を交わしてから出演することを推奨します。依頼主や主催者,イベント内容についてきちんと確認しないまま引き受け,トラブルとなるケースも少なくありません。



7. 学園祭における注意事項について

学園祭(三田祭,四谷祭,矢上祭,七夕祭,秋祭,芝共薬祭)への参加にあたっては,各実行委員会が定めたルールを遵守するとともに,近隣住民および地域商店街の方々への配慮に欠ける行為は厳に慎んでください。道幅に広がり大声で話しながらの歩行や,児童公園等公共の場所での宴会・ ゴミの投棄は近隣住民の方々への多大な迷惑となります。出店に伴う釣銭用意を目的としたゲーム センター等での両替行為は,お店に対する営業妨害となり,法律で罰せられる可能性もあります。



8. 課外活動時の練習・合宿について

1) 音出しについて

音や声の出る活動(楽器練習,かけ声・笛など)が,授業,試験および研究の妨げとならないよう厳に注意してください。指定された練習場所を使用している場合でも,音や声の出る活動をする場合は窓,扉を開放しないでください。
また,近隣住民の生活の妨げになることもありますので,十分に注意してください。活動時間については,指定された時間を厳守してください。

2) 学外での活動について

合宿あるいは学外の練習において、しばしば付近の住民とトラブルが起きることがあります。特に使用機材の放置等、事故のもとになることがありますので十分に注意してください。


また、学外で合宿・行事等を行う場合は、事前に「学外行事届」を提出する必要があります。keio.jpにログインし「学生団体活動支援システム」より提出してください。詳細は公認通知の時期に学生責任者に通知しています。


届出がなされずに事故等により傷害を受けた場合、学研災保険の対象にならないことがあります。


※体育会(43部・新種目団体・所属団体)については体育会所定の手続きをとってください。


3) 学外行動上での注意

大学付近・電車内・河川敷グランドへの往復時など,集団での移動に関して多数の抗議,苦情が大学に寄せられています。また,移動中だけでなく練習場所付近でのマナーの悪さなども指摘されています。なかには,「KEIO」等のロゴが入ったカバンやパーカーなどを身に着けながら,堂々と迷惑行為に及んでいるケースも見受けられます。 集団になった途端,気を大きくして傍若無人に振る舞うことは,およそ塾生として恥ずかしい行動です。各学生団体にあっては特に下記の点に留意し,迷惑行為は厳に慎むよう,会員全員が徹底してください。

  • 歩道や通路に広がって歩かない,あるいは周囲の通行を妨げるように屯(たむろ)しない。
  • ラケットや大きなバッグを持つ際は,他人にぶつからないよう留意する。
  • 電車の扉付近に集団で滞留しない。特に電車内や,夜間の歩行中などは静粛を保つ。
  • 路上や練習場付近に,用具,器具等を放置しない(事故の原因となる)。
  • 活動中に出たゴミは持ち帰る。

    *実際に大学へ寄せられた苦情に基づく注意です。


9. 学生団体の事故について

1) 事前の注意

事故が起きれば訴訟問題となる可能性もあり,その場合,会長や学生責任者の日常の指導と注意義務が問われることとなります。事故を未然に防ぐよう,会長ともよく連絡をとり,以下の点に留意をしてください。

  1. 行事,試合,合宿等を企画するにあたっては,安全対策や無理のない計画かどうか等を十分に検討してください。
  2. 事故や体調不良者が出る等の問題が起きた場合を想定して,巻末のフローを参考に救急時の連絡先把握や救急対応を検討し,いかなる事態にも会員全員が対応できるように十分に準備をしてください。
  3. 日頃から会員全員の健康状態に気を配り,AEDの使い方や体調不良者への応急処置など,基本的な知識を身につけるようにしてください。
  4. 自動車を使用する場合は,安全運転を心掛けてください。
  5. 活動中の事故等により,会員が傷害や賠償責任を負うケースに備え,団体単位または個人単位で任意保険に加入することを強く推奨します。特にスポーツやダンス等を行う団体は,団体単位でスポーツ傷害保険(賠償責任保険を含む)等へ加入することが望まれます。事前に補償内容(適応対象となる行為や範囲等)をよく確認のうえ,加入手続をしてください。

2) 万が一,事故や問題が起こってしまった場合の対応

救急対応や必要に応じて連絡を行い,速やかに会長へ報告をして指示を仰ぐとともに,各キャンパス学生生活担当へ必ず連絡をしてください。学生生活担当につながらない場合は,大学警備室(信濃町キャンパスは防災センター,芝共立は中央管理室)まで, 連絡をしてください。
 以下のPDFに事故等のトラブルが発生した際の連絡フローを記載していますので、万が一の時には本フローにしたがってください。なお、必ず以下のPDFを携帯等でいつでも確認できる状況にしておき、有事に備えてください。


3) 「学生教育研究災害傷害保険」について

活動中の事故に起因する補償は,自己責任(任意保険への加入等)での対応が原則です。しかし義塾では塾生の教育研究活動中や通学中,および学校施設等相互間の移動中における不慮の傷害に対応する「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)に加入しており,条件を満たせば 所定の保険金が支払われます。課外活動の際には,以下の点に留意して手続きしてください。なお,賠償責任には対応していません。

  1. 学外における練習,集会,合宿,演奏会,旅行,試合,登山等の諸行事については学外行事届を提出してください。提出されていない場合,保険の適用は受けられません。
  2. 事故が起きてしまった場合は,事故発生より30日以内に自身で保険会社へ事故通知をしなければなりません。事故通知の方法およびその後の手続きについては,「学生教育研究災害傷害保険のごあんない」(学生生活担当窓口に備付)を参照してください。


4) 再発防止のために

計画の見直しや安全対策の再検討を行い,同じことが起こらないように万全の注意を払ってください。事故の記録を残して会員全員で共有のうえ,代々必ず引き継いで,会員全員に周知してください。

5) その他

①構内でのケガや急病等の場合,保健管理センターで応急処置が受けられます。

開室時間:平日 8:30~17:00(湘南藤沢は9:00~17:30)
*土・日・祝日は閉室。ただし,補講がある土曜日は開室(矢上,芝共立,信濃町を除く)。
閉室の場合は大学警備室(信濃町は防災センター,芝共立は中央管理室)へ連絡してください。また,以下の「救急医療機関の案内」も参考にしてください。

救急医療機関の案内 → 24時間対応で時間外診療可能な医療機関を案内してくれます

➢東京都内 救急相談センター ※ #7119 (携帯電話,PHS,プッシュ回線対応)
➢横浜市内 横浜市救急医療情報センター ※ #7119 または 045-232-7119
➢藤沢市内 ふじさわ安心ダイヤル24 0120-26-0070

※東京都内限定で,#7119は救急車を呼ぶべきか判断に迷った時に24時間年中無休で,医師・看護師・救急隊経験者等の相談医療チームが救急相談・医療機関案内をしています。横浜市では看護師が緊急性や受診の必要性についてアドバイスします。

②学内で盗難が頻発し,次のような事例が多数報告されています。貴重品や現金は常に身につけてください

➢メディアセンター(図書館)で席を離れた際に鞄から財布を盗まれた。
➢休み時間に荷物を放置していたら,財布または荷物ごと盗まれた。

また,塾生会館(日吉)や学生団体ルーム(三田)において,荷物の放置が目立ちます。各学生団体は貴重品に限らず,きちんと管理してください。




10. 定期健康診断の受診、感染症の予防について(保健管理センターからのお知らせ)

1) 定期健康診断の受診について

会員は日頃の練習・合宿等で他の会員と団体生活を共にする時間が長くなります。他の会員に迷惑をかけることのないよう、保健管理センターが毎年行っている定期健康診断を必ず受診し、自分自身の健康には万全の注意を払いながら活動してください。なお、定期健康診断を受けなかった場合の臨時健康診断は予約制で有料となり、日程も限られています。
また、対外試合の出場に際し健康診断書の提出が求められることがありますが、保健管理センター実施の定期健康診断を受けていない場合、健康診断書は発行されません。
スポーツ団体は、保健管理センターでの健康診断以外にも毎年会員の健康チェック(特に心電図、血圧、運動機能、肝・腎機能)を実施し、事故のないよう十分気を配ってください。


2) 学校感染症の届出について

  • 集団生活と感染症
    集団感染を回避しながら団体活動を継続するためには感染を持ち込まないように,それ ぞれが自覚を持って行動することが第一です。また,集団感染発生時はなるべく早い時点 で把握することが重要になります。目安として同一団体でほぼ同時期(通常の潜伏期間から推測してインフルエンザの場合は2 ,3日以内)に2名以上の罹患者がみられた場合は集団感染が発生している可能性が高いと考えられ,感染拡大防止に向けて対応が必要です。
  • 集団感染が疑われる場合には
    • ほぼ同時期(インフルエンザの場合は2,3日以内)に2名以上の感染症罹患者がみられた場合には,学生責任者は,早めに各地区保健管理センターに報告,相談し,今後の活動について助言をもらってください。会員に,体調チェックを指示し,体調不良者は集団活動に出席させず,速やかに受診するよう指導してください。
    • 感染者には,保健管理センターへ「感染症登校許可証明証」の提出を指示してください。ダウンロード先 : http://www.hcc.keio.ac.jp/ja/infection/assets/files/student.pdf
    • 合宿所,学生寮,プール,練習場での集団感染については,管理人(管理会社等)にも 速やかに報告してください。
    • *学校感染症の種類は保健管理センターWEBサイト(http://www.hcc.keio.ac.jp/ja/infection/ report-list.html),または公益財団法人日本学校保健会の学校において予防すべき感染症の解説(https://www.gakkohoken.jp/books/archives/211)をご参照ください。


災害時のボランティアの心構え

2011/3/22


1.自分自身の自立

被災地ではボランティア自身の飲料水や食品等の調達や、宿泊場所の確保が困難であることが想定されます。
事前に現地の状況把握をした上で、必需品を確認・調達し、一般的に、水、飲料水、宿泊用テントや寝袋、活動に必要な機材(懐中電灯、ラジオ、携帯電話等)は自分で確保し、自活できるように準備していくことが大切です。
ボランティア活動における単位認定等はありませんので、大学生という身分を最大限に考慮してください。


2.状況を知る

活動を始めるにあたっては、現地の活動団体等に参加し、オリエンテーションを受けることが大切です。そのことが、詳しい現地の状況を知ることにも、自分の活動内容や役割を確認することにもなります。


3.意思の疎通

被災地では、被害を受けた人が「被災者」という名のもとに、一括されることに抵抗を感じる人もいます。どんな状況であれ、相手の気持ちを大切にし、尊重する気持ちをもって意思の疎通を図るように心がけましょう。


4.意思の尊重

災害時のボランティアは、被災者の生活を支援することを目的に活動します。活動は、「~してあげる」といった押しつけがましいものでなく、被災者の意思を尊重し活動することが大切です。


5.考えた行動

ボランティアとしてできること、できないこと、してはいけないことを考えて無理のない活動をすることが必要です。活動自体が被災者の自立を阻害したり、自らが危険に陥ったりしないよう心がけることが大切です。


6.健康管理

ケガや病気、事故に充分注意し、また、過労や睡眠不足にならないように健康管理に注意することが大切です。(二次災害が起こらないようにするのもボランティアの努めです。)


7.保険の加入

事故に備えてボランティア活動保険に加入しておきましょう。


8.ボランティア活動を行う場合

下記の事項を、mita-gksb-seikatsu■adst.keio.ac.jpへご連絡下さい。■を@に変えて送信してください。
① 氏名 ②学部・研究科 ③携帯電話番号・メールアドレス ④緊急連絡先 ⑤詳細な行先 ⑥期間(予定)


2011年3月22日 慶應義塾大学 学生総合センター


飲酒に関する注意喚起

近年、慶應義塾では飲酒により塾生の命が失われる痛ましい事故が相次いで起きました。
場を盛り上げるために集団で掛け声をかけて飲酒をあおる行為(いわゆる"コール")に応えるイッキ飲みは、過度な飲酒の原因となり大変危険です。また、そうした飲み方をしていなくても、体調によって飲酒は健康被害をもたらします。新歓コンパや合宿時など、サークルの懇親会で飲酒をする場合は節度ある飲酒を行うよう心してください。また、言うまでもなく20歳未満者の飲酒は違法であり、することもさせることも許されません。慶應義塾は違法行為に対しては厳正に対処します。


以下、塾生の皆さんが知っておくべきアルコールに関する知識です。


  1. アルコールに関する知識(体内におけるアルコールの分解過程、日本人のアルコール耐性)
  2. アルコール・ハラスメント(アルハラ)とは?
  3. 酔いのメカニズム
  4. 急性アルコール中毒にならないために
  5. もし酔い潰れてしまったら(救護に関する知識)
  6. その他注意すべきこと



アルコールに関する知識(体内におけるアルコールの分解過程、日本人のアルコール耐性)

体内におけるアルコールの分解過程
アルコール飲料の主成分エタノールが体内に入ると、肝臓内の酵素作用で分解され、悪酔いや頭痛、動悸の原因となる有害物質「アセトアルデヒド」になり、さらにアセトアルデヒドは酢酸に変わり、最終的には二酸化炭素になって呼気とともに体外に出されます。このようにして体内のエタノール濃度は低くなっていきます。


日本人のアルコール耐性
アセトアルデヒドを分解する酵素の遺伝的な構造の違いから日本人の約半数は、有害物質アセトアルデヒドを速やかに分解できず、約5%の人は全く分解できません。お酒に弱い人はアセドアルデヒドが高濃度で体内に残りやすく、少量の飲酒でも危険な状態に陥ります。


*遺伝的にアセトアルデヒドを分解できない人に無理やり飲酒をさせると、アセトアルデヒドの作用で死亡してしまうことがあります。飲めない体質の人、また飲める体質かどうかわからない人には絶対飲酒を強要しないでください。


*有害物質アセドアルデヒドを分解する機能が弱い、または分解できない人の割合
日本人 約45%、中国人 約40%、韓国人 約30%、タイ人 約10%
ドイツ人 0%、エジプト人 0%、ケニア人 0%


イッキ飲み防止連絡協議会ホームページへのリンク


アルコール・ハラスメント(アルハラ)とは?
塾生の皆さんも「アルコール・ハラスメント(通称:アルハラ)」という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、その意味をきちんと理解していますか?嫌がる人に無理やりお酒を飲ませることだけがアルハラではありません。特に上級生やお酒が強い方、「私は誰にも飲酒を無理強いはしていない」「飲むのが嫌なら断ればいいじゃないか」と思っていませんか?
サークルの伝統として行われる飲み方は、得てしてアルハラの可能性が極めて高いです。断りにくい「空気」はないか?飲むことが当然というような「暗黙のルール」はないか?自分の身の回りに思いあたる場面がないか、思い返してみてください。断りづらい雰囲気の中で飲酒をすすめることは事実上の「飲酒の強要」であり、アルハラです。


■アルコール・ハラスメントの定義
※次の5つのうち、ひとつでもあてはまったらアルコール・ハラスメント、人権侵害にあたります。


  1. 飲酒の強要
  2. イッキ飲ませ
  3. 意図的な酔いつぶし
  4. 飲めない人への配慮を欠くこと
  5. 酔ったうえでの迷惑行為

イッキ飲み防止連絡協議会ホームページへのリンク


酔いのメカニズム

アルコールの体内の濃度(血中濃度)が高くなるにしたがって、酔いの程度が進行します。

■飲酒が脳に及ぼす影響の4段階


  1. ほろ酔い・・・大脳新皮質がマヒ <気持ちがほぐれる>
  2. 酩酊・・・・・・・マヒが大脳辺縁系に及ぶ <足元がふらつく>
  3. 泥酔・・・・・・・大脳全体、脳幹や脊髄にマヒが広がる <酔いつぶれる>
  4. 昏睡・・・・・・・呼吸機能を制御する延髄までマヒ <何をしても起きない(つねっても反応がない)>

※ 3. 泥酔になってしまったら、それは急性アルコール中毒です!


イッキ飲み防止連絡協議会ホームページへのリンク


急性アルコール中毒にならないために

急性アルコール中毒は血中アルコール濃度が上昇することにより起こり、酒に強い体質の人にも十分起こりうることです。血中アルコール濃度は「アルコールの量」と「飲むスピード」で決まります。自分はお酒に強いと思っている人が飲みすぎてしまい、急性アルコール中毒になるケースも多いのです。イッキ飲みをあおる「コール」は大変危険な行為であることを認識し、絶対に行わないでください。 また、体調が優れない時はもちろんのこと、部・サークル活動の直後や睡眠不足の時など、身体が疲れている時の飲酒も大変危険です。


上記(3)でも説明しましたが、酔いの症状は「ほろ酔い」⇒「酩酊」⇒「泥酔」⇒「昏睡」⇒「致死」と急変します。


  1. 飲酒をしていて「同じ話を繰り返す」「となりの人にからむ」「呂律が回らない」「足元がふらつく」などの症状が出始めたら、それは酩酊状態です。これ以上になると泥酔、すなわち急性アルコール中毒です。このような人を見たら直ちに飲酒をやめさせ、急性アルコール中毒事故を未然に防ぐよう努めてください。
  2. 「酔いつぶれた」状態、すなわち泥酔状態の人は、嘔吐物を気管に詰まらせて窒息する危険があります。このような人を見たら必ず横臥させて、絶対に一人にはせず、周りの人が付き添って、すぐに病院へ連れて行くか救急車を呼んでください。
  3. 身体を強く圧迫しても反応がなかったり、呼吸が弱いようであれば昏睡状態です。この段階になってしまった人は生命に関わる重篤な状態にいます。迷わずにすぐ救急車を呼んでください。

もし酔い潰れてしまったら(救護に関する知識)

慶應義塾は急性アルコール中毒患者(泥酔者、昏睡者)を出すような懇親会は不適切であると考えます。しかし、もし万が一、友人が酔いつぶれてしまったら、必ず次の5つを行動をとってください。


  1. 絶対に一人にしない
  2. 体温の低下を防ぐ
  3. 衣服を緩める(胸腹部を圧迫させない)
  4. 横向きにさせ(回復体位を取らせ)、自然に吐かせる
  5. 次の状態の場合は、すぐに救急車を呼ぶ

【すぐに救急車(119番)を呼ぶべき状態】


  • 大イビキをかいて、ギュッとつねっても反応がない。
  • ゆすって呼びかけても、まったく反応がない。
  • 体温が下がり、全身が冷たくなっている。
  • 倒れて、口からあわをふいている。
  • 呼吸が異常に早くて浅い。または、時々しか息をしていない。

※これ以外にも「危ない」と感じることがあれば、すぐに救急車を呼んでください。救急車を呼ぶことに抵抗があるかもしれませんが、これは命に関わる問題です。


イッキ飲み防止連絡協議会ホームページへのリンク


その他注意すべきこと

急性アルコール中毒(泥酔や昏睡)に至らなくとも、ほろ酔いや酩酊の段階でも、高い所からの転落や、転倒、または交通事故に遭う危険性が高く、また、窃盗や性犯罪などの被害や喧嘩に巻き込まれることもあるので、十分に注意してください。
以下のリンクも参考にして、事故のない安全な懇親会が行われることを願ってやみません。



※上記いずれも「イッキ飲み防止連絡協議会」のホームページに飛びます。