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危険物は消防法で定められた化学物質であり、業務で危険物を取り扱う者、監督する者は、原則として危険物取扱者の国家資格が必要です。危険物取扱者の資格には甲種、乙種、丙種があり、このうち甲種は、資格をもたない者による取扱い等に立ち会うことができます。
「大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者」は、甲種危険物取扱者の国家試験を受験することができます。慶應義塾大学薬学部では下表に掲げた必修科目を「化学に関する授業科目」と認定します。これらの科目を全て修得していく場合、2年春学期終了時点で、薬学部生は受験資格が得られることになります。
受験にあたっては、甲種危険物取扱者受験のための「化学に関する授業科目」である旨を明記した単位修得証明書が必要ですので、危険物取扱者の試験を受験する学生は、学生課に証明書の交付を申請してください。
なお、危険物取扱者試験についての情報は、一般財団法人 消防試験研究センターのホームページ(https://www.shoubo-shiken.or.jp/)等で確認してください。
表 化学に関する授業科目として認定する薬学部必修科目
1年次 |
2年次 |
3年次 |
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春学期・秋学期 |
春学期前半 |
秋学期前半 |
秋学期後半 |
春学期前半 |
分析化学(2) |
物理化学2 |
物理化学3 |
物理分析学 |
医薬品化学2 |
有機化学1(2) |
有機化学3 |
有機化学4 |
医薬品化学1 |
化学物質の生体影響 |
物理化学1(2) |
生物有機化学 |
生物有機化学 |
生薬学1 |
製剤学1 |
有機化学2(2) |
代謝生化学 |
天然物化学 |
薬物動態学1 |
薬物動態学2 |
細胞の機能と構成分子(2) |
生化学1 |
栄養と健康 |
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実験法概論(2) |
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計12単位 |
計5単位 |
計5単位 |
計4単位 |
計4単位 |
※( )内は単位数を表します。( )のない科目は1単位科目です。