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9月22日に発せられた「伊藤塾長、北川常任理事による2021年度秋学期始めにあたり塾生へのメッセージ」にある通り、慶應義塾における新型コロナウイルスワクチン職域接種では、塾生の約8割が接種を受けました。ワクチンは、感染リスクをゼロにするわけではありませんが、感染率、感染した場合の発症率、重篤化率を顕著に抑えられるという一定の効果はあります。秋学期を迎える前に多くの塾生が接種を終えたことは、ポストコロナの新しいキャンパスライフを作っていくための1つの大切な要素となります。
そして、もう1つ重要なことは、引き続きこれまでと同様、またはこれまで以上に感染防止対策を徹底していくということです。緊急事態宣言は解除される見込みですが、感染リスクがなくなったわけではなく、また、デルタ株やラムダ株やさらなる新たな変異株の脅威はいまだあります。そして、様々な事情によりワクチン接種を行わない方への配慮もとても重要です。これまでどおり、感染対策を怠らず、会食をしないなど、塾生ひとりひとりが高い自覚をもち、周囲への気遣いを忘れず、行動を律することが大切です。
秋学期が始まり、キャンパスで過ごす時間も増えてきます。友人との出会い、交流の場はとても貴重です。友人と一緒に食事をとりながら会話を楽しみたい気持ちが高まるかもしれませんが、学食においても、飲食時の不用意な会話を未然に防ぐための「個食」について、改めて徹底をお願いいたします。これは、屋内だけではなく屋外においても同様です。
学生総合センターとして、塾生諸君には、今後も高いレベルでの感染拡大防止の徹底を求めますが、感染状況を注視しながら、社会全体の動向、感染防止対策の定着化や環境の整備状況を踏まえ、より安全安心なキャンパスとすべく引き続き検討します。これからのキャンパスライフを楽しみ充実したものにするためにも、塾生全員が感染防止のための行動を心がけるよう強くお願いします。
「自分が感染しない」「他人を感染させない」行動を徹底してください。
1. 基本的な感染対策
(1) マスク(不織布)の着用・咳エチケット
(2) 手指衛生(手洗い・アルコール消毒)・うがいの徹底
(3) こまめな換気
(4) 身体的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
(5) 大人数で集まらない、混雑している場所を避ける
(6) 不特定多数で触れる場所のこまめな清掃・消毒
2. 会食(複数人での会話を伴う飲食)の自粛
3. 駅構内や路上、公園等の公共の場所での飲食・飲酒の自粛
4. 検温等の日頃の健康管理と体調不良時の行動自粛
・学校、職場でできる新型コロナウイルス感染対策ガイドライン(慶應義塾大学保健管理センター)
・塾生新型コロナウイルス対策のすゝめ(医学部有志・塾生代表・全塾協議会事務局作成)
・新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断された場合、感染が疑われる場合、体調不良時、陽性者と濃厚接触した可能性がある場合には、以下のページの対応をしてください。速やかに報告・対応することで感染拡大を避けることができます。感染の疑いを隠す、または報告しないといったことがないよう、勇気をもって報告してください。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のための体調不良時等の対応について (PDFはこちら)
大学生をはじめとした比較的若い年齢層は、感染しても症状が軽いまたは無いことも多く、気がつかずに家庭や友人に感染を広げており、結果として重症者や死亡者が増加する主な要因の一つとなっています。また、若者でも重症化する場合や、軽症であっても重大な後遺症が残る場合もあります。安易な行動が、自分や大切な人の健康や生命を脅かすことを忘れないでください。
以上